昨日は、昭和23年の流行歌を聞く会に参加していました。
歌と同時に、当時のことを話してくれる90歳超えのゲスト様ご降臨。
当日中学生だった少年時代の事や、戦後の雰囲気が伝わる。
作り事では無い昭和の話は、絶滅の一途だ。
何をどんなに聞いて伝えても、それはもうリアルではない。
私の行く会の参加者は、本当に当時を生きた人が多い。
政治的なものはほとんど無く、かける曲に合わせてお客さんが口ずさんだり、突然お客さん同士で思い出話をし始めるのも自由だ。
主催者様もご高齢ではあるが、昭和23年はまだ幼かったらしい。
「帝銀事件」について、詳しく聞いた。
今まで、よくある「昭和の事件簿」みたいな番組で幾度となく見聞きしてきた事件です。
だけど、歴史上の出来事っていうか、「昔の話」っていうイメージしか、実は無かった。
今回人の口から聞いて初めて、どれだけ大きい事件だったか、理解が深まった気がします。
事件そのものの大きさもあるけど、そこには戦後独特の環境や雰囲気が、が大きく関わっている。
今の人が字面だけで事件を読んだり聞いたりしても、
「どうしてそんな事に引っかかったんだろう」
「どうしてこの犯人が捕まったんだろう」
「どうして獄中死するまで死刑は執行されなかったんだろう」
って、理解できない事も多いと思う。
全理解はどだい無理な話ですが、当時を実際に知ってる人の話は当時の空気感があるから、「どうして」っていうのは愚問だと、その場で分かる場合もある。
古いものを「老害」と切り捨て、昔の話を「そっちが間違いだった」かのように扱う風潮が、ちょっと最近気になるとこです。
いい悪いじゃなく「それが現実だった」し、その時代時代にそれぞれ、人の思いがあったはずなのでね・・
ちょっと複雑過ぎる話なので深入りは避けますが(汗)、「昔のほうがおかしい」って言われると心外だなって思うことは、たまにあるよ(汗)
