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「関東ゴールデンカムイ(以下関カム)」。
それは、漫画「ゴールデンカムイ」の大ファン、且つ、野球オタクである私の、夢と妄想がまとまったものの総称です。
始まりは、箱庭遊びのようなものでした。
菊田コーチとしぃちゃんの恋物語は、この秘密の庭の中で起きた出来事のうちの、一つでしかありませんでした。
「菊田さんを人望と栄光につつみたい」
箱庭を整備している内に、私は菊田さんに落ちて行きました。
しぃちゃんの体(テイ)を借りて愛を叫び続けたら、そこに夢小説が生まれました。
この「いい大人が今更青春しているラブストーリー」が、「関カム」という世界の屋台骨となっています。
実質的に、本体と言っても過言ではありません。

ここでは、ゴカムのキャラたちがみんな、それぞれのポジションで、野球界を生きています。
ちょっと喧嘩っ早いとこも愛されている、国民的スーパースター杉元。
「あっちゃん」は普通よりちょっと野球が大好きな、日本の女の子。
ゴカム関係では色々デリケートな問題を孕む場合もありますね。
それゆえ、原作に出てくる「和名」の使用は避けています。
尾形は小説の中では色々ありましたが、確実で冷静な仕事は信頼も厚い、名スコアラーです。
房ちゃんはその心に遥かメジャーを夢見ていても、いつもファンの声援に目一杯応えていました。
昭和の香り漂うレジェンド野間さんは、自分の引退式すら硬派を通すような、不器用な男でしょう。
前山さんは野球界の悲喜交々を、繁華街の片隅でそっと包み込んでるような気がします。
ツキコイコンビはいつしか未来の野球ファンから、「奇跡の二遊間」と呼ばれ語り継がれてゆくでしょう。
そして、誰よりも深く大きく、孤高の野球愛を心にいだいていた、鶴見GM。
その他書けていないキャラもみんな、この箱庭には確かに、存在しているのです。
ゴールデンカムイでは、各キャラはそれぞれ何かしらの祝福を受け、その生涯を力の限り生き抜いています。
最終巻の31巻なんかだともう、息が苦しくなるくらい切ない状況が次から次へと続きましたよね。
物語全体を通せば、中には、読み手によってはそれを祝福と受け止めていいものかどうか、迷いが残るキャラもいたと思います。
私にとって菊田さんとは、その最たる存在でした。
ストーリーですので、そこに何か言いたい事があるわけじゃないのですけど、私は菊田さんには若い士官候補生たちに慕われ、人望の中でずっと笑って、長生きして欲しかった。
この箱庭の中では、キャラはみんな何かしら、野球と絡んだ現代で生きています。
ここは原作のような、生きるか死ぬかの世界ではありません。
慣れ親しんできた野球が私に手を借してくれるなら、もしかしたら、菊田さんを人望と栄光につつむ事ができるのかもしれない。
いや、そうしたい。そう、なってほしい。
そんなおこがましい想いが、書き続ける原動力となりました。

pixivではシステム上致し方なく、「18禁」としております。
ですが作者としては「アダルト向け」ではなく「青年向け」と捉えています。
むしろ私は、青少年の皆様には大人に隠れて読んでみて欲しいと思っておりますので、18禁とする予定はございません。
一方で性的な内容を中心とした物語をご期待の方には、ちょっと、物足りないかもとも思います。
ご了承ください。

この世界には、ゴカムのキャラがみんな住んでいる、と申し上げました。
永倉さんは、昔関カムの名ショートだったと思う。
今は親会社で副社長とかなってる。
そして終身名誉監督の土方さんと学校を作って、ジュニアアカデミーが出来るんだろうな。
鯉ちゃんはマスコミや名門一家の目を掻い潜りながら、誰かと静かに恋を育んでてほしい。
谷垣の年上美人奥さんは、山ほどの可愛い子どもたちに囲まれて、きっと毎日笑ってる。
白石は今日も街のどこかで、誰かの影でそっとファインプレイしてる気がする。
牛山さんの現地妻たちは、どんな切ない思いで地方開催の日を待ち侘びてるだろうか。
・・・
こんな私の妄想の他にも、野球界のゴカムキャラと夢主さんたちのお話が、あったらいいな。
ゴカムの野球関連(選手じゃなくてもイイのです)夢小説が、たくさん読めたらいいな。
それがゴカムファンであると共に、野球ファンでもある、私の夢なのでございます。
ここまでお付き合いいただき、本当にどうもありがとうございます。
どうぞごゆっくり、お楽しみいただけると幸いです。
SKぱんぢゅう
